アマムダコタンは美味しくない?実際に行ってわかった真実

「SNS映えするパン屋」として知られるアマムダコタン。福岡にある本店は2018年11月にオープンし、マリトッツォブームの火付け役としても有名です。東京や福岡にある系列店のアイムドーナツやダコーなど行列必至のお店ですが、一部では「美味しくない」という声も聞こえます。はたして「美味しくない」という評価は本当なのか?
結論:口に合わない商品もある。でも、衝撃的に美味しい商品もある。(個人の感想)
以下、アマムダコタンを何度も訪れている筆者の体験談を交えて、アマムダコタン本店のパンやイートインカフェを正直レビュー!どうぞ最後までご覧ください。
アマムダコタンが話題の理由
アマムダコタンは、独創的なパンやスイーツで人気を博しているベーカリー。SNSで見かける鮮やかなビジュアルのパンや個性的なメニューは、多くの人の目を引きます。しかし、期待値が高いからこそ「思ったほどではない」という意見も少なくありません。このギャップがどこから生まれるのか、気になりますよね。
実際にお店を訪問!
お店の雰囲気
訪問したのは2024年11月。土曜日の昼前なのに行列はなく、4人ほどしか並んでいませんでした。マリトッツォブームの頃に比べるととても入りやすかったです。
お昼前ということもあり、サンド系が多く並んでいました。スイーツ系は少なめな印象。陳列されている商品は多くはなかったですが、じっくりと選ぶことができました。




購入後、お店の外には10人ほど並んでいましたが、長時間並ぶことはなさそうでした。
今回は、以下の5つを購入しました。
- 明太ペペロンチーノバゲット
- 生ドーナツ
- 黒ゴマリュスティックあんことピスタチオ練乳
- 自家製ツナとキュウリのマリネ黒ゴマリュスティックサンド
- チョコリングドーナツ

購入したパンはイートインできる!初めてカフェを利用してみた感想
アマムダコタン本店のすぐ近くにはイートインできるアマムダコタンのカフェもあります。アマムダコタンは何度も訪れていますが、イートインカフェを利用するのは今回が初めて。

看板はなく、知らないとアマムダコタンのカフェとは気づかないかもしれません。店内に入ると、店員さんから席を確保してドリンクを注文するよう案内されました。カフェはワンドリンクオーダー制で現金払いのみ。筆者はチャイを注文しました。店内はドライフラワーで装飾され、オシャレな空間。座席は円卓が2つ。カウンター席、ガラスの仕切りがあるテーブルがありました。


リベイクできるトースターもあります。お皿はセルフで使っていいようでしたが、店員さんから特に説明はなかったので、確認して利用しました。

チャイは甘めで、もう少し温かくてもいいなぁと思いました。(私がすぐに飲まなかったせいかもしれませんが…)

食べ終わったら、お皿やカップはそのままでいいということでしたが、これも特に説明されなかったのでこちらから店員さんに確認しました。初めて利用する方は戸惑うと思います。カフェの接客は必要最低限という印象で、基本的にはこちらから聞かないと説明はありませんでした。
カフェについてのまとめ
アマムダコタンのイートインカフェはアマムダコタンの世界観を楽しみたい方向け。セルフサービスが主で、接客は期待しないこと。筆者は今後もパンだけ買いに行きます。
購入したパンを実食レビュー
絶対買うべき!アマムダコタンのおススメ商品3選
アマムダコタンを何度も訪れたことがある筆者がリピートしている商品を紹介します。
明太ペペロンチーノ460円(税別)
まずは一番人気の明太ペペロンチーノ!福岡といえば明太フランス。福岡のパン屋さんには必ず明太フランスがありますが、アマムダコタンの明太フランスは一味違う。明太子×ニンニクでガツンと濃い味。ハード系の高加水バゲットで、外はカリッと中はもっちりした生地に、ニンニクがきいた明太フィリングがじゅわっと染み込んでいて、食べたらやみつきになります。アマムダコタンに行ったら必ず買う商品です。
黒ゴマリュスティックあんことピスタチオ練乳 280円(税別)
あんバター好きにおすすめなあんことピスタチオ練乳!小豆の皮の食感が残るあんこに甘めのピスタチオ練乳がたっぷりとはさんであります。それを包み込む黒ゴマリュスティックの香ばしさがあんことピスタチオ練乳と相性バツグン!似た商品であんこと練乳もおすすめです!ただ片手のひらに収まるサイズでコスパはいいとは言えない。
自家製ツナとキュウリのマリネ黒ゴマリュスティックサンド 430円(税別)
黒ゴマのハード系パンに自家製のツナがたっぷりとサンドされたツナサンド。黒ゴマのパンはリベイクがオススメ。カリッとした食感に黒ゴマの香ばしさが引き立ちます。自家製のツナは魚の旨味が凝縮され、たっぷりなのに重たくない!キュウリのマリネの食感がいいアクセントになり、満足度が高い商品です。ツナサンドは季節によって挟んである野菜が変わったりするので、そこもお気に入りポイント。
番外編:アイムドーナツに並ばなくていい!アマムダコタンでも買えるドーナツ
生ドーナツ 240円(税別)
アイムドーナツの看板商品である生ドーナツはアマムダコタンでも購入できます!生ドーナツはサクッとした表面に砂糖がしっかりとまぶされています。中はプルプルとした食感で、ドーナツの概念をくつがえされます。他店でも生ドーナツという商品はありますが、アマムダコタンやアイムドーナツの生ドーナツは唯一無二の商品。食べたことない方は是非一度お試しください。
チョコリングドーナツ 260円(税別)
この日はプレーンなリングドーナツとチョコリングドーナツが出ていました。購入したチョコリングドーナツは生地の甘さがかなり控えめで、グレーズの甘さも優しめでした。しっとりとした生地は軽い食感。甘いものが苦手な人に好まれそうなドーナツでした。
「美味しくない」と言われる理由
筆者が過去に購入した商品もふまえて、「美味しくない」と評価される理由を考えてみました。
- 期待値のハードルの高さ
SNSやテレビでの評判が高く、実際の味が期待に届かない場合に失望感が生まれる。行列ができているとそれだけで期待が膨らみますよね。 - 独創性重視のバランスの難しさ
個性的なメニューが多い分、万人受けしない味わいになっていることも。筆者が以前購入したもので「ジンジャー」というハード系パンがありましたが、ショウガの味がダイレクトにきて、衝撃的な味でした(笑)食べられるけど、美味しいかは微妙な商品も時々あります。 - 価格に対する満足度
値段はパンのサイズに対してやや高めな印象。コスパを重視する人には、お値段以上の価値を提供できないかもしれません。 - 商品の個体差がある筆者が以前明太ペペロンチーノバゲットを購入した際、中の明太フィリングが少なく感じることがありました。たまたま「はずれ」の商品を購入してしまうと残念な気持ちになるかもしれません。同じ金額で購入するなら、商品の個体差はできるだけなくしてほしいところ。
- タイパが悪い長時間並んで、やっとの思いで購入できると思ったら、お目当ての商品がないことも。仕方なく別の商品を購入しても、不満が残る可能性があります。
まとめ
アマムダコタンのパンは、確かにビジュアルや話題性が抜群です。ただし、味については好みが分かれる部分も多く、「美味しくない」と感じる人がいるのも納得。一方で、行くたびに新しいパンに出会えるため、何度も訪れたくなります。カフェを初めて利用する場合は戸惑うこともありますが、アマムダコタンの世界観を堪能しながらパンを食べたい方はぜひ利用してみてください。
パン好きなら一度訪れてみて、自分の舌で確かめてみる価値はあるお店です。ぜひこの記事を参考にして、アマムダコタンの魅力を体験してみてください!